はじめに
こんにちは。さめです。
コロナがなかなか収束しませんね。
経済的に大変で、何か副業はないかと切実に思っている人を狙ったオファーが後を絶ちません。
大切なお金を失ってしまわないよう、少しでも怪しい商材の情報を発信出来たらと思います。
本日は、上田幸司 ONE PIECE PROJECT(ワンピースプロジェクト)をレビューしたいと思います。
上田幸司 ONE PIECE PROJECT(ワンピースプロジェクト)特定商取引法に基づく表記
特定商取引法は消費者トラブルを生じやすい特定の取引形態を対象として、消費者の利益を守るために定められた大切な法律です。
大丈夫かな?と疑問に思った時はまずチェックしてみましょう。
それでは、ワンピースPROJECTの特定商取引法に基づく表記を見てみます。
運営元 | ワンピースプロジェクト運営委員会 |
所在地 | 記載なし |
電話番号 | 記載なし |
メールアドレス | info@1piece.jp |
販売URL | https://1piece.jp/opt/free/ |
出典元:https://1piece.jp/fn/policy/
メールアドレスしか記載がありません。
トラブルが起こっても、メールを無視されればおしまいです。
会社名もなく、運営委員会とよく意味が分からない団体ですね。
住所と電話番号がない時点で、あまりかかわらない方が良いでしょう。
上田幸司 ONE PIECE PROJECT(ワンピースプロジェクト)の中身とは?
それでは内容を見てみます。
ランディングページでは、
投資ではなくネットビジネスで実践するには3~5万円の資金が必要と書いてあります。
また、せどり、アフィリエイト、FX、株、自動売買投資、仮想通貨、Youtube、などは否定しています。
特徴としては、
と、不労所得であり、人に自慢出来て、これからも拡大していく分野であると書いてあります。
ラインを登録すると、動画が送られてきます。
1本目の動画では、沖縄の海辺で寝そべって仕事をしている女性や、
海辺のベンチで仕事をして稼いでいる様子、プーケットで仕事をしている人を
取材している動画です。雰囲気としてはプロジェクトX風です。(そこで、このワンピースプロジェクトのタイトルの意味が…)
結局なにで稼げるのかはいっさい分からず次の動画へと続きます。
ランディングページからも動画からもなにをして稼ぐのかは見えてきません。
そこで、上田幸司さんの方を調べてみました。
上田幸司さんって?
上田幸司さんから検索すると、ワンピースPROJECTの実践記のサイトが見つかりました。
どうやら、上田幸司さんは App studio pro という、簡単にアプリを作成出来るツールを開発した方で、「アプリビジネスマスター塾」を開いているようです。
そして、このワンピースPROJECTも同じアプリ作成ビジネスではないかと思います。
上田幸司 ワンピースPROJECTは稼げるの?
おそらく、ワンピースPROJECTはバックエンドが「アプリビジネス」となると思います。
ちなみに、上田幸司さんの作成したツールApp studio pro はプログラミング言語など特別な知識が必要なしでアプリが作れるそうです。
そして、「アプリビジネスマスター塾」の金額は398000円だったそうです。
資金が3~5万必要と言うのと金額が合わないな…と思っていたのですが、
アプリをリリースするためには「開発者ラインセンス」というものを取得しなければいけません。
この金額が、
AppleDeveloperProgram 年間99ドル(11,000円)
GooglePlayDeveloperアカウント 初回のみ25ドル(約2,700円)
これに、アプリに有料の画像や音楽を使えばその料金がかかります。
この金額が3~5万円なのでは?と思います。
アプリ開発は稼げるのか?
今はコロナ禍で、家で過ごす事も多いですし、暇な時にスマホもよく使いますから、アプリもいろいろダウンロードされそうですよね。
アプリ開発は、もし、プログラミング知識があればお小遣い程度は稼ぐ事は可能だと言われています。
ですが、プログラミングの知識が必須となりますし、独学ではなかなか難しいのが実情です。
それをプログラミング知識なしでアプリを作るツールを使うから、日本語さえ出来れば高校生から70代の方まで可能とランディングページにも書いてあります。
実際高校生でも13万ダウンロードされているアプリを開発しているそうです。
が、彼女はプログラミングスクールに通いながら、皆が便利と思うアプリをコツコツと修正し、開発していったからだそうです。
ですので、副業で稼ぐ事は可能ですし、当たれば月に100万などという夢も見れるでしょう。
しかし、プログラミングスクールを出て、実践を摘んだプログラマーが作成したアプリがひしめく中、
素人がツールで作ったアプリをどれだけの人がダウンロードしてくれるでしょうか?
まったく知識もなく、空いた時間を使って、簡単に稼げるほど甘くはありません。
このツールでどれほどのアプリが作れるかは分かりませんが、
高額な塾代を払って、このツールを使っても元が取れるかどうかも怪しいです。
まとめ
ランディングページと登録したら送られて来る動画からは、何で稼ぐのかは判明しませんが、
ワンピースPROJECTの実践記や、上田幸司さんの名前から、
アプリ開発ビジネスであると推測されます。
結論から言って、ツールを使うとは言え、プログラミングの知識が全くない状態で作ったアプリを素人がリリースしても、簡単にダウンロードはされません。
5,6年ほど前なら、まだ稼げたかもしれませんが、
今は、簡単ではないでしょう。
もし、素人がツールを使って作ったアプリがまだ売れる夢のあるビジネスであれば、
堂々と、アプリビジネスだと言って、集客をすれば良いと思いますが、
やはり、今は厳しくなっていて、内容をバラさずに誰でも簡単に稼げると期待を持たせて、バックエンドで塾に入らせると言う手法を取っているのは、なかなか稼げないからなのでは?と思いますね。
それに、特定商取引法に基づく記載で、連絡先や住所を明記しないのは不信感があります。
上田氏の塾が398000円と高額なので、このオファーからのバックエンドも同じような金額の可能性もあります。
素人っぽいアプリをスマホにダウンロードするか考えてみて下さい。
ライセンス代金も取り戻せないかもしれません。
ただ、アプリ開発はプログラミングの知識がある人にはまだ副業としては稼げるようです。
ブログで始めるアフィリエイトのように、誰でも出来ると言う訳ではないので、出来る人が少ない分だけ、稼げるチャンスがありそうです。それでも、お小遣い稼ぎの副業で、当たればラッキーな人が大部分でしょう。
それを、誰でも簡単に稼げると言っていますが、誇大広告ですね。
以上の事から、お勧め出来ない、要注意の商材となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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